仕事を辞めたので、失業手当をもらいつつ仕事を探すべくハローワークに通い始めました。
自分がハローワークに行くにあたって色々とインターネットで調べたので、自分の経験も誰かの役に立てば…ということでポチポチと書きます。
ハローワークではいろいろなセミナーを無料で行っている
ハローワークでは仕事の斡旋だけでなく、就職活動に役立つ様々なセミナーも行っています。しかも無料で。
私の住んでいる地域管轄のハローワークでは『就職支援セミナー』として下記3コースがあります。
・基本コース(労働市場、自己理解、就職活動のノウハウ、面接の受け方)
・コミュニケーション能力アップコース(面接や入社後の自己表現)
・中高年齢者の求職活動コース(新たな働き方や現在の採用動向)
セミナー受講で、失業認定(失業手当の給付)のために必要な「求職活動1回」にもなるので、「基本コース」に参加してみました。
就職支援セミナー基本コースの様子
予約制で定員14名のところ、満席でした。
時間ギリギリに行ったら最後の一人だった、お待たせしてすみません。
こんなに人気とは、予約開始初日の朝一番に予約電話しといてよかった~。
その電話も、窓口の人が忙しいのか電話をかけて3回目やっと出てもらえたんだけど。
とにかくハローワークは忙しいというイメージがどんどん積み重なっていく。。。
講師はハローワークの職員ではなく(職員も兼任しているかもしれないけど)NPO法人の方でした。
とっても優しそうなおじいちゃん。
話を聞いていると、ハローワークで?そのNPO法人で?悩める求職者に仕事をしていた(している)ような口ぶりでした。
就職支援セミナー基本コースの内容
労働市場について
最新の求人倍率と過去の求人倍率の動向について説明がありました。
新型コロナで失業が~と言っていますが、リーマンショックのころに比べたら全っ然マシだそうです。
令和3年1月の全国の有効求人倍率は1.10で、リーマンショックのころは0.5。
リーマンショックってホント大変だったんだね…。
そして、1~3月は求人募集が多いけど、4月に入ると仕事探しを始める人が増える&企業は新卒に目が行くのでイマイチになるそうです。
自己理解について
『エンプロイアビリティ』なる言葉を初めて聞きました。
ナルホド、社会人として当たり前と言ったら当たり前の能力のことね。
上記の自分の持っている能力や、今まで自分が何をしてきたか、今後何をしたいのか、性格の長所短所などなどを書き込んで確認できる各種シートが紹介されました。
そして自己理解を深めて素敵な自己アピールをしよう!!という流れ。
自己アピールに使える「人物特性を表す言葉(63)」が結構面白い。
「真面目」「忍耐強い」とかはわかるけど、「華のある」「教養が深い」とか自分を表すにはちょっと気恥しい気が…自信がある人は使ったらええんじゃなかろうか。
就職活動のノウハウについて
就職活動全般というより、履歴書の書き方についての説明です。
色々と名言が聞けて目から鱗でとても感動しました(私だけ??)。
「履歴書は申請書類ではなく審査書類!」家訓にしたいくらい感動したわ。。。
子供が大きくなったら絶対伝えよう。
自己アピール欄は
・過去(どんな仕事したか)
・現在(そこから何を学んだか)
・未来(今後どのように生かすか)
・なぜ(その会社を選んだ理由)
で書くといいとのこと。
それを100~200文字にまとめるって大変だけど、ものすごい濃密な自己アピールができそう。
もう一つナルホド、と思った履歴書の書き方が。それは…
履歴書を書く時には最初に印鑑を押す
です。
一生懸命書きあげて、最後の印鑑で失敗…なんてことになったら泣けるでしょ?
印鑑って案外曲がっちゃったりするでしょ?
最初に印鑑は押しておきましょう。
面接について
基本的な面接の流れや受け答え方、心構えについての説明。
質疑応答集が載っていて、よくある質問に対しての回答のポイントと回答例が参考になります。
昔、何度か転職して面接受けてきたけどここまで真面目に考えて対策していったことなかったわ…若いって恐ろしいのか素敵なのか…。
以上、2時間みっちりのセミナーでした。
いやー、想像以上に面白かった!!
今後の就活の役にも立つし、受講してよかったです。
コメント